先日より日記に書いていた実家の愛犬のエリック君が亡くなりました。
2日の朝9時に亡くなりました。12歳でした。

2日の9時に入院先の病院から親にエリックが呼吸困難になったと連絡があり、その連絡を姉からメールで受けた約20分後に父親から電話でエリックが死んだ知らせを聞いた。
その日はいつも通り仕事に来ていたのだが、いてもたってもいられなくなり、早退させてもらい、速攻で新潟の実家に帰った。
速攻といっても何の準備も無く、しかも仕事に来ていたので一度アパートに戻り、実家に帰る用意をして新潟に向かう。その間、5時間位だったが、とてつもなく時間が長く感じた。
電車が駅で止まる度に「頼むから早く出発してくれ」と考えたり、当たり前だけど世の中のいつもと変わらぬ日常がイラついたりしてた。
いつもだったらウォークマンで音楽聞いたり、PSPでゲームしたりして移動中の電車を過ごすんだろうけど、ゲームなんてとても出来る心境じゃなく、音楽を聴いてもただ雑音でしかなくって聞けなかった。
そして、15時頃実家に到着すると、もう動かなくなってしまったしまったエリックが花に囲まれて横たわっていた。
そのエリックを見た瞬間、それまで我慢していた涙が流れ出してしまった。エリックに触ると、まだ首のあたりは少し温かかったけど、やっぱり動かない。凄い辛いけど、エリックの死を受け入れざるを得なかった。

でも、エリックの人気者ぶりも実感した。
色んな知り合いの方から花や供物のお菓子が届いたり、お参りに来てくれた人も沢山いた。
自分で言うのも犬バカで申し訳無いがホントにカワイイ犬だったからな。毛もフサフサで人なつっこくて。
最後は呼吸困難になってしまったり、具合悪そうにしてたけど、もがき苦しんで死んだわけでもないそうで、色んなお見舞いもあったし、幸せに死んで行けたかな…?

そして、3日に母と二人でエリックの火葬に行ってきました。
火葬は済んだけど、ペット霊園への納骨は春過ぎになるそうで、骨はまだ実家に置いてあります。
なんせ、地元は新潟の雪国なので霊園は現在雪に埋もれて入れないのでした。

そんなこんなで、4日も母の買い物や家の手伝いをしたりして実家で過ごし、今日帰ってきた。この後、心配なのは母だな…。エリックと一番長い時間一緒にいたのは母だし、エリックが一番なついていたのも母で、一番悲しんでいたのも母でした。
今年はマメに実家に帰ってあげようかと思う。

最後に、エリックへ。
12年間、お疲れ様でした。
94年の1月14日に君が来た日から、沢山の幸せを届けてくれてありがとうね。
俺が教えた「お座り」、「待て」、「お手」、「おかわり」、「よし」をあの世でも忘れるなよ!

エリック
犬種:ビアデッド・コリー
生年月日:1993年11月24日
享年:2006年2月2日
本名(血統書に登録してある名前):HOUSE HIGH RANK'S JOLLY